結婚応援団

合計特殊出生率・・・よく聞く言葉ですよね。
女性一人が生涯に出産する子供の平均数のことですが、奈良県は低いんです。２００４年度のそれは、1.16 という数字が出ています。
東京都、京都府に続いて全国ワースト３位ということです。

そんな非婚・晩婚化による少子化に歯止めを掛けるため、奈良県が動き出しました・・・。結婚応援団を発足させ、出会いイベントを積極的に展開中です。なかなか結婚には結びつかない現状もありますが、新たな取り組みとして注目を集めているところです。

ホテルやレストラン、旅行会社など・・・結婚応援団として登録した県内の民間企業が出会いイベントを企画・実施します。県はメールマガジンに登録した男女にイベント情報を配信するというものです。

奈良県がお手本にしているのが、シンガポールのＳＤＵ（社会開発局）だと言われています。少子化と晩婚化対策に取り組む国営のお見合いセンターで、少しずつ実績も上げているということです。

自治体がお見合いサービスに乗り出すという動き、これからも益々活発になりそうな気配がします。