いもぼう 京都名物
奈良観光に訪れる人の中で、京都観光を楽しむ人の数が多いことは容易に想像できます。
京都観光と一口に言っても、その範囲は実に広いですよね。
伏見稲荷や東福寺を中心としたエリア、東寺・西本願寺・東本願寺などの京都駅周辺エリア、清水寺・祇園に代表される東山エリア、南禅寺・哲学の道・銀閣寺を中心としたエリア、さらに天龍寺や渡月橋で有名な嵐山・嵯峨野エリア等々、実に多岐にわたります。
京名物のいもぼう。
平野家本店は円山公園の中にありました。
八坂神社の背後に広がる円山公園・・・この辺りは祇園や高台寺にも近く、観光客の多い東山エリアに入ります。
いもぼうは登録商標にもなっているんですね。
いもぼうとは、海老芋と棒だらを炊き合わせた料理で、京都の冬の名物料理として有名です。漢字で書けば、「芋棒」ですね。
海老芋は先端が少し曲がっており、その皮は海老に似た模様をしています。海老芋の名前の由来は、その形と皮目の模様からきているんですね。
えび芋の奥深い旨味と、ホクホクした口当たりは一度食べたら忘れられません。
海老芋は京都の伝統野菜なんですが、最近では京都の生産量が減り、河内・静岡・愛知などが主産地になっています。
知恩院の鐘楼。
知恩院の鐘は聞きしに勝る大きさで私たちに迫ってきます。
八坂神社の南の入口。
八坂神社といえば、西側の朱色の鳥居を思い出しますよね。
四条通の東の突き当たりにある鳥居が目立っていますが、実はこの南側の鳥居が正式な入口に当たるようです。
ちょっと余談になりますが、海老芋って煎り出しにするととても美味しく頂けます。