奈良旅館おでかけ歴史旅行

奈良の歴史をナビゲート!奈良旅行のしおりにどうぞ。奈良県桜井市三輪『料理旅館大正楼』

奈良名産の紫とうがらし

奈良名産の野菜に紫とうがらしがあります。

奈良市内の道の駅「針テラス」にしか流通していないと聞いていたのですが、ひょんなことから最寄りのジャスコで発見致しました。さっそく紫とうがらしを購入しました。

紫とうがらし。

確かに紫色をしています。
唐辛子といえば、緑色をしているのが普通です。珍しいですよね。

紫トウガラシの大きさは約5cmぐらいでしょうか。濃い紫色をしています。

奈良市北東部の大和高原で、自家菜園用の野菜として栽培されていました。
あくまでも、農家の自家消費用の野菜だったんですね。

花弁も紫色をしているので、他のトウガラシと容易に区別ができます。

辛味はあまりなく、やや肉厚なのが特徴です。

包丁で切ってみると、実に瑞々しい新鮮な紫とうがらしでした。

串焼き、佃煮、天ぷらなどに向いているとのことです。

今回はカレー風味の炒飯の中に入れてみました。紫とうがらしの初体験でしたが、なかなか美味しかったですよ。

左側がひもとうがらし、右側は先ほどの紫とうがらし。

緑色のひもとうがらしも、大和の伝統野菜に認定されています。

ひもとうがらしも辛味は少ないですね。とても細いとうがらしで、皮の柔らかさも特徴です。

伏見群に属する辛唐辛子とシシトウとの雑種から選抜されたそうです。

奈良の特産品として、これからも末長く食べ続けられることを願ってやみません。

家盛り料理 アワビ酒蒸し 会席料理の中の一品です!