桜井市の木材
吉野方面から切りだされた杉やヒノキの集散地として発展してきた歴史があります。
桜井周辺でよく見かける光景です。
たくさんの木材が積まれています。
木造住宅の減少に伴い、一時の隆盛は陰を潜めていますが、そんなこととは関係なく、桜井の街には木材がよく似合います。
時代はエコで、環境問題が声高に叫ばれています。
ひと昔前に植林された山が、長い年月に渡って手つかずの状態になっています。人が定期的に伐採する必要性があるのですが、人手不足等の問題もあってなかなか前に進みません。
大雨の中、地滑りする山も多く見受けられるようになって参りました。
山を管理する。
とても大切なことのように思えます。
木材置場の近くを歩いていたら、土舞台の道案内を見つけました。
芸能発祥の地として有名な土舞台。
近鉄桜井駅北口のロータリー広場に、「芸能発祥の地」「仏教伝来の地」「大相撲発祥の地」と書かれた木製のオブジェが立っています。
桜井市は、日本の歴史や文化に根ざした土地柄です。
こちらが土舞台。
桜井は土地が起伏に富んでいて、坂を登って行った所に土舞台はあります。民家の中を通り抜けて、その奥手の小高い山の中・・・といった感じの場所です。
桜井の木材市場発祥の地。
JR桜井駅南口を出て、真っすぐ南へ進むと寺川が流れています。
その寺川の畔に木材市場発祥の石碑がありました。
往時の面影がしのばれます。