八重咲きのシーシェルが綺麗な安倍の文殊さん
コスモスの名所として知られる安倍文殊院。
コスモス迷路が人気を呼ぶ安倍文殊院。秋の気配が漂う境内はコスモスで埋め尽くされていました。
今年のコスモス迷路は例年に比べて難解なようです。
大人でも真剣に取り組まなければ、無事に帰還することが出来ないかもしれない(笑)コスモス迷路。これは期待が持てますよね。
赤と白のグラデーションが実に鮮やかです。
奈良市のコスモスの名所が般若寺なら、桜井市の名所は安倍文殊院ではないでしょうか。
コスモスの種類の多さに驚きます。
チョコレートの香りのするチョコレートコスモス、大輪の花を付けるベルサイユミックス、縁取りの綺麗なピコティ、筒状の花びらを持つシーシェルミックス、八重咲きのシーシェルで新種のコスモスダブルクリック等々・・・実に多彩なコスモスの大競演です。
シーシェルミックスを見れば見るほど、その名の通り花びらの筒状の部分が貝殻を彷彿とさせます。
本堂前に咲くコスモス。
コスモス迷路のみならず、安倍文殊院のシンボルである金閣浮御堂や本堂前にも色とりどりのコスモスが咲き乱れます。
八重咲きのコスモスも見応えがありますよね。
小さな牡丹かと見紛うほどの美しさです。
可憐で軽やかなイメージのコスモスですが、こういう八重咲きのコスモスには従来と違った重厚感が漂います。色々な品種のコスモスを観賞することのできる境内は、さながらコスモスの博覧会のような感じです。
いつもは獅子の背中の上に乗っておられるのですが、獅子から降りておられた時期がございました。その時の境内にあった立て看板を撮影させて頂きました。
色鮮やかな黄色いコスモス。
本当にきれいですよね。
駐車場の入口にある安倍文殊院の石碑。
民家に隣接した小高い場所に建ちます。
石を切り取った跡なのでしょうか、端っこにギザギザが見えます(笑)
今回はコスモスの名所としてのご紹介ですが、安倍文殊院はコスモスの他にも、桜や木瓜(ボケ)の名所としても有名です。
安倍文殊院の桜もおすすめです。
日本三文殊の第一霊場であり、陰陽師・安倍晴明の生誕地とも伝えられる安倍の文殊さん。智恵の神様として合格祈願に訪れる受験生も後を絶ちません。
秋の奈良観光〜安倍文殊院のコスモスを見に行きましょう!
ロケ婚と結婚披露宴
雰囲気のある場所で二人の思い出を写真に残すロケ婚が流行っています。
昔のような披露宴は催さずに、こぢんまりと自分たちの門出を祝う。ロケーション撮影を中心とした新たな結婚式スタイルも見られるようになりましたが、やはりご親族・ご友人の方々に晴れ姿を披露しておきたいものですよね。
大和国一之宮・大神神社の結婚披露宴会場としてもご利用頂いている当館二階の宴会場。お座敷スタイルで昔ながらの披露宴をお楽しみ頂けます。
新郎新婦がお座りになられる高砂席。
お座敷になりますので、座椅子をご準備させて頂いています。
新婦様側は中庭に面しており、お二階から季節のうつろいを感じさせる庭園や渡り廊下を見下ろします。陽光が差し込み、明るい雰囲気の中で宴が催されます。
ご注文に応じて酒樽もご準備させて頂きます。
鏡開きは祝い事の景気付けにピッタリですよね。
お酒が飛び散らないように毛せんを敷かせて頂きます。二人の笑顔がはじける瞬間です。
婚礼料理は松竹梅の3プランの中からお選び頂きます。松プラン12,600円、竹プラン10,500円、梅プラン8,400円(いずれもお一人様消費税込)となっております。
大正楼の中庭。
結婚披露宴会場からも中庭が望めます。
その美しい山容は「神奈備」とも称されます。
昨今では結婚式2次会、あるいは結婚式1.5次会などの名称で呼ばれることもあるお披露目。ご親類の方々にもお集まり頂き、晴れの舞台は新郎新婦を中心に盛り上がりを見せます。
中庭の真ん中に回廊が通されています。
記念写真をお撮りになられているお客様も多数お見受け致します。
お二人の門出。
一の膳、二の膳が並べられ、金屏風と会場装花が彩りを添えます。
三輪山の麓 〜 日本屈指のパワースポットで挙げる結婚式には格別な思いが込められます。
ちょっとした遊び心で、中庭に筍を配してみました。
ジューンブライドの6月もそうですが、やはり春と秋に結婚式は集中します。
ブライダル司会の方にお伺い致しましたが、一年の内では10月が最も結婚式の数が多くなるようです。
当館大正楼では鏡開きの他にも、司会者、衣装(十二単の婚礼衣装含む)、着付、音響、イリュージョン、装花、招待状や芳名帳などのペーパーアイテム、ウェイトベアーなどの演出グッズ、写真撮影、鰹節の引き出物なども承っております。
婚礼のご相談、お料理のご案内、会場の下見見学などは随時承っております。日時のアポイントをお取り頂いた上で、ご来館下さいますようお願い申し上げます。
お電話番号: 0744−42−6003 (婚礼相談直通)
ヒガンバナや萩の花が咲く秋の飛鳥
秋の飛鳥をご案内致します。
夏を過ぎて秋を迎える飛鳥では、様々な花を楽しむことができます。昔からこうやって咲いていたのだろうなぁ、とふと思います。「日本の原風景」がキャッチフレーズになっている飛鳥らしい秋の訪れです。
秋の飛鳥を象徴する彼岸花。
曼珠沙華とも呼ばれる美しい花で、稲淵の棚田、石舞台地区、橘寺の周辺に見られます。放射状にピョンと跳ね上がった姿が印象的です。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言いますが、長引く残暑もそろそろ終わりを告げようとしています。
萩の花。
万葉集の中では最もポピュラーな花とされ、141首もの歌に詠まれています。秋の七草でもおなじみですよね。西ノ京の薬師寺でも萩の花を見たことがありますが、飛鳥に咲く萩も楚々とした美しさを解き放ちます。
萩の向こう側に石舞台古墳が見えます。
撮影スポットとして人気のある石舞台古墳。
春の石舞台古墳では、菜の花や桜が楽しめます。
特別史跡に指定されている石舞台古墳ですが、年間を通して花や緑に囲まれ、実に羨ましい限りです(笑)
橘寺の近くでケイトウを発見致しました。
秋咲きの1年草です。
漢字で鶏頭(ケイトウ)と書くように、鶏のトサカを思わせる興味深い花です。
花の形はバラエティに富んでおり、写真のケイトウはビロードのような光沢を持つ毬状のケイトウですね。
石舞台古墳の駐車場脇にあった看板。
世界遺産登録を目指す運動が活発化しています。
日本の飛鳥から世界の飛鳥へ! 奈良市内には負けない魅力を持つ飛鳥界隈だけに、その実現が期待されるところです。世界遺産登録の壁は、まだこれから幾つも乗り越えていかなければなりませんが、地元に住む私たちにとってはかねてからの念願です。
萩とススキの風景が広がります。
ススキの足元には、淡いピンク色をしたナンバンギセルの花も顔を覗かせます。
こちらは彼岸花のつぼみ。
地面から真っすぐに茎が伸びていて、その先っぽに開花を待つ彼岸花のつぼみが見えます。他の草花には見られない面白い格好をしている彼岸花。万物を創造なさった神様の妙技を見るようです(^◇^)
みかんの木には青々としたみかん!
飛鳥散策にはこういう発見もあるから面白いですよね。
彼岸花と稲。
首を垂れる稲穂に彼岸花がよく映えます。
秋の飛鳥を実感します。
彼岸花、稲、橘寺・・・9月中旬ということで、彼岸花の満開にはまだ早かったようです。9月下旬から10月上旬にかけて、橘寺周辺は彼岸花の赤い色で見事に覆い尽くされます。
以上、秋の飛鳥をレポート致しました。
船宿寺の牡丹
葛城古道の起点にもなっている船宿寺。
一年を通して様々な花が楽しめる船宿寺ですが、牡丹の花も見逃せません。
綺麗ですよね。
牡丹と言えば長谷寺にお株を奪われがちですが、ハイキングコースの清々しさも手伝ってか、実に美しく境内に映えます。
船宿寺の住所は御所市五百家(ゆうか)。
五百家と書いて「ゆうか」なんて、奈良らしい難読地名ですよね。
葛城古道の六地蔵。
死後の六道の世界はよく取り沙汰されますが、日本全国に六地蔵さんは方々で見られます。お地蔵さんとは関係ありませんが、京都清水寺の下手にある六道珍皇寺は、魔界伝説でもよく知られるところです。
日本の国花が桜なら、中国は牡丹と言われます。
「富貴」の花言葉通り、実にゴージャスな雰囲気を漂わせる花です。
葛城一言主神社などを経由する葛城古道。
ハイキングを楽しみながら船宿寺を訪れてみられてはいかがでしょうか? 拝観料は300円となっています。
二の鳥居前で出待ちする若宮神幸祭
春の大神祭(おおみわさい)が今年も執り行われた大神神社。
4月9日のお渡り行列「若宮神幸祭(わかみやしんこうさい)」の様子をご案内致します。
若宮神幸祭。
大神神社二の鳥居前で撮影致しました。
神幸祭の行列を待ちわびるカメラマンの方々が、二の鳥居前にずらりと並んでおられました。まるでアイドルグループの「出待ちのファン」状態(笑) 今か今かとその時を待ちます。大きな音がするわけでもなく、意外と静かに行列が近づいて来ました。今がシャッターチャンス!
三輪山と桜。
古代信仰の形を今に残す神山・三輪山。古代人の心を捉え、今もなお数多くの崇拝を集めるお山です。命短い桜の花との対照が見事です。
ここは大和三山を西の眼下に見下ろす大美和の杜展望台。
振り返れば、神奈備・三輪山を仰ぐことができます。三輪市街からの眺めとはまた違い、結構近くからのアングルを楽しむことができます。