お水取り

東大寺二月堂の修二会が、３月１日未明に本行入りしました。
奈良の春の到来を告げる行事として、すっかりお馴染みになった「お水取り」。
東大寺二月堂は大仏殿よりも高い所にあり、奈良市内を一望できる展望スポットでもあります。
今はもう閉園してしまいましたが、奈良ドリームランドのアトラクションの一部を望むことが出来たのを覚えています・・・。
練行衆と呼ばれるこもりの僧がしばしの間、修行に入ります。
十一面観音に世界の罪の許しを請う修二会ならではの行として、五体投地が知られています。
ふわりと体を浮かせて、体重を右ひざに乗せるようにして厚板に打ち付ける行です。
何とも痛々しい・・・！
参拝者の注目を浴びる五体投地の行は、この季節ならではの風物詩？のような感があります。