シャクナゲの花言葉は荘厳
岡寺の石楠花(シャクナゲ)をご案内致します。
4月中旬から5月初旬に掛けて見ごろを迎える岡寺のシャクナゲ。室生寺のシャクナゲと共に、奈良県下有数のシャクナゲ名所として知られます。
岡寺の本堂。
ご本尊の如意輪観音坐像が安置されています。岡寺参拝では、ご本尊の真横から、かなりの至近距離で如意輪観音様を拝ませて頂くことができます。
岡寺のシャクナゲ。
境内には約3,000株のシャクナゲが乱れ咲きます。
石楠花はツツジ科に属する花で、別名をロードデンドロンと言います。花言葉は「荘厳」。原産地は中国やヒマラヤとされます。
綺麗ですね。
大陸から伝わった花なのでしょうか。もしそうだとすると、仏教寺院との相性も良いような気がしてきます。
岡寺ではシャクナゲのみならず、様々な花を楽しむことができます。境内の至る所でサツキの花も目にしました。
初夏らしい風景が広がります。
岡寺は飛鳥エリアに佇むお寺です。
名前の通り、小高い岡の上に堂塔を構えています。
石舞台古墳、酒船石、橘寺にも程近く、レンタサイクルで飛鳥散策に訪れた観光客も数多く見受けられます。
今年に入ってシャクナゲの花を見たのは2回目・・・そういえば、牡丹で有名な長谷寺でも、ほんのわずかでしたが綺麗なシャクナゲが咲いていました。
岡寺の三重塔。
西国観音霊場の第七番札所でもある岡寺。
白装束のお遍路さんが、「同行二人」と書かれた笠を被って、長い巡礼の旅を続けておられます。
何年か前の大晦日、鐘楼の鐘を撞きに訪れた岡寺。
シャクナゲの季節の岡寺は、また違った顔を私の前に届けてくれました。