藤原宮跡のキバナコスモス
藤原宮跡のキバナコスモスをご案内致します。
黄花と書いて、キバナコスモスと呼びます。
花の色は黄色というよりオレンジ色に近いでしょうか。
キバナコスモスは秋の花とされますが、耐暑性が強く大変丈夫なため、夏でも咲いていることが確認されています。
キバナコスモスは、普通のコスモスと本種は別のものとされます。
コスモスよりも草丈が低く、半八重咲きのきれいな花を咲かせます。原産地はメキシコやブラジルとされ、野趣に富んだ中南米原産らしい明るさを持ち合わせます。
可憐なコスモスと比べると、確かに野太い感じがしますよね。
キバナコスモスの花言葉は、野性的な美しさを表す Natural beauty です。
藤原宮跡にはピンク色のコスモスも咲いていました。
私たち日本人の想像する秋桜(コスモス)ですね。
9月末ということもあってか、キバナコスモスに比べれば開花状況はイマイチでした。これから見頃を迎えるのでしょうね。
赤い柱の向こう側に香久山が見えます。
大和三山に囲まれた藤原宮跡・・・万葉集の中にも数多く詠まれているエリアだけに、古代への想いが人知れず募ります。
白いコスモスも顔を覗かせます。
様々な種類のコスモスを楽しむことができます。
藤原宮跡はコスモスの名所として名を挙げていくのではないでしょうか。