松茸の菊麹漬け マツタケ料理
松茸会席料理の中の一品をご案内致します。
松茸の菊麹漬け。
酒とみりんを入れて発酵させた米麹に、蒸し松茸と菊花、それに奈良名産の三輪そうめんを入れて和えます。
塩と酒を振って蒸した松茸の香りが立ちます。
菊花は酢を少量入れて湯通しします。三輪そうめんは十分に水分を切ってから和えるのがポイントです。
松茸の収穫期間は短く、わずか1ヶ月間に限られます。
季節限定の食材だけに、グルメ通ならずとも、その人気は日本国民に浸透していますよね。
赤松林や黒松林に発生する松茸。
栽培ができないだけに、松茸の希少価値は高まるばかりです。
香り松茸、味しめじ・・・とよく言います。
松茸の特徴を端的に言い表しています。なんといっても香りが命ですよね。
味しめじって言われていますが、この場合のしめじは天然の”本しめじ”に限ります。
栽培もののシメジでは、”味しめじ”という程の深い味わいはありません。スーパーなどに出回っているしめじは、そのほとんどが栽培ものです。
松茸の菊麹漬けは、和えてから3〜4日後に食べるのがオススメです。
十分に味がなじんで、独特の味わいが楽しめます。
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